第一回プロット会
先日、有志によるプロット会が開催されました。
来年五月のスーパーコミックシティに新刊をだそう、もしくは、創作しようぜ、という趣旨で募集をかけたところ、5人の方が手を挙げてくださいました。初めての試みということもあってどんな会になるかと思っておりましたが、大変有意義な時間となりました。
改めてご参加の皆様ありがとうございました。
当日は参加者が各々プロットを持ち寄り、参加者に見せながら説明して、その後意見交換、という流れで進行いたしました、
まだ半年以上も時間があるため、それぞれの進み具合の差はありましたが、皆趣向こらしたプロットを持参してくださいました。
作りたい本のイメージやコンセプトまで固めてきている人、ざっくりした案で展開を相談する人、意欲作をやってみたいけれど力量が…と悩む人など五者五様で、それに対して、活発な意見、感想が交わされました。
それぞれ気づきがあり、刺激になった、というお声もいただきました。
いいだしっぺとしては、プロットの進み具合如何より、やる気やモチベーション維持ということが最重要かと思っておりましたので、参加者が楽しかった、やる気出た、と言っていただくのはとてもありがたいことだと思っています。
そういう意味では大成功な会でした。
⚪︎よかった点
・自分以外の人たちの創作の種に触れることができ、刺激を得た。
・ほかの人に意見をもらうことで、新たな気づきを得た
・人に見せるための説明資料を作成しながら自分の思考を整理できた
・モチベーションがアップした(モチベの維持は課題)
⚪︎悪かった点
・会場は申し分なかった(広さ、価格、交通の便など)が、wi-fiが重く、クラウドサーバへのアクセスやファイルの開閉などに時間がかかった
⚪︎今後の課題
・wi-fi環境のよい会場選定
・ネットワーク環境改善により、リアル参加できない方のオンライン参加
・モチベーション維持のための施策(進捗どうだい?というお茶会、オンライン会などなど)
・創作のためのコミュニティ的オンライン交流の場(bbs的な…)があるとよいかなあ
私自身、今までも、創作にまつわることは友人間で話したりノウハウの共有したりをしていたのですが、新たな目線で創作を確認できる良い機会となりました。
コロナ禍を挟み、サークル参加をためらったり、お尻が重くなったり、新刊を作る機会を失ったりしている方もいると思うので(私含め)、今後もぜひ続けて行けたら、と考えています。機会損失はジャンルの損失でもあると思うので…
本を作ることがすべてではない、とは思います。お金もかかることですし、時間も労力もかかる。自分のサイトや支部にアップしたほうが
圧倒的に見てもらえるじゃないかという意見もある。
ですが、本を作る楽しみというものは他には変え難い魅力があると思っています。
少しでもよきものにしようという努力や、達成感は、やはり作ってみて初めて味わえることなのではないかと。
それを自分の好きなジャンルでできるとしたら最高だなと。
また、個人的には、ミラージュ以外の他ジャンルの方に、どういう風に本を作っているのかはうかがってみたいところです。
ジャンルが違えば、風土や文化、暗黙ルールが違ったり、何をモチベにしたりどのように活動されているかは違うと思うので。
私がいうのもなんですが、同じジャンルに長くいるより、広く他のジャンルを見て視野を広げるというのも、創作においては刺激になるのかなあと思っています。他ジャンルでの活動を経て、より魅力的な本を作られるようになった方
もたくさんいらっしゃるので。
ということで、大いに刺激を受けまして、只今原稿を進めております。まだ全然一合目にも至らず準備体操段階ですが。経過は追々こちらでもご報告したく。
みなさまよき創作ライフを。